五城目小学校(秋田県五城目町)

“越える学校”

人口減少率や高齢化率が日本一高い秋田県。その中央部の中山間地域に位置する、人口1万人弱の五城目町。

この町では、小学校の統廃合によりまちで一つとなった五城目小学校(町立)を建て替えるにあたり、3年間の住民参加型ワークショップ「スクールトーク」を経て、小学校をつくっていきました。

ワークショップは2017年から3年間に渡って行われ、その中で生まれた新しい五城目小学校のコンセプトは「越える学校」。

子育て世帯、子どもたち、地域の様々な世代。度重なる対話やフィールドワークを経て建築された新校舎は、2021年にオープンしました。

新校舎には、教室と連続するワークホール、階段教室、地域の人も利用できる地域図書室などが設けられています。

目指したのは、子どもたちだけが朝から夕方まで使う閉じた施設ではなく、地域の人々も集い、学ぶことのできる「地域に開かれた学校」。

2022年度からは、学校開放を利用した社会教育講座群として、大人も学ぶことのできる「みんなの学校」も始まり、学校を地域全体の学びの拠点として使う試みが続いています。

また、小学校は地域外にも開かれていき、区域外就学制度を活用した「教育留学」の仕組みもはじまりました。
移住や転校をせずとも、任意の期間を選んで小学校に留学することができる制度です。

毎月、首都圏や関西、そして沖縄まで、全国各地から子育て世帯がまちに滞在することで、留学生自身はもちろん、まちの子どもたちにとっても刺激が生まれ、地域を越えた学び合いが起き始めていきます。

校舎という「ハード」をつくる前に、地域の人たちと学校の未来を考える。

新留小学校の立ち上げにおいても大切にしている、学校を地域の共有地=コモンズとして捉える考え方につながる実践です。

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https://note.com/niidome/n/n32c08bb71417

五城目小学校・中学校で 2025年度から研修開始

2025年度より、秋田県五城目町の公立小学校・中学校にて、丑田・古川のコーディネートによる、先生方全員に対する ILA(Interactive Learning Approach)の年間研修が始まっています。