2023年6月25日
ただ朝ごはんを食べる会
日曜の朝、日当山無垢食堂に集まって、みんなで朝ごはんをつくって食べる会(不定期開催)。
羽釜でご飯を炊き、具だくさんの豚汁をつくる。エプロンや包丁、まな板を持ってきて調理から参加してもいいし、「いただきます」から参加してもいい。年齢も立場も関係なく、誰でも気軽に参加できます。
一緒につくって、一緒に食べる。ただ、それだけのシンプルな活動ですが、見ず知らずだった人たちが、食べるために自然と声を掛け合い、手を動かし、文字通り「同じ釜の飯を食う」。
地域のつながりが少しずつ希薄になっていくなかで、「食べる」という誰にとっても身近な営みを真ん中に置くことで、無理なく人と人がつながっていく。そんな「疎で多なコミュニティ」を育てる試みでもあります。
そして、この小さな営みは新留にもつながっています。新留小学校では、この「ただ朝ごはんを食べる会」をもとにした「新留モーニングフェス」も不定期で開催。地域の人たちと朝に集まり、森を歩き、ラジオ体操をし、ご飯をつくり、同じ食卓を囲みました。
食べることは、地域のコモンズをつくること。
新留小学校が「食」を学びの大きな柱のひとつにしている背景には、こうした日々の実践があります。
災害への備えとして

ただ朝ごはんを食べる会で、毎回 羽釜のご飯と豚汁を作り続けているのにはもう一つ理由があります。
それは、災害時の備え。炊き出しの練習です。
2025年8月、無垢食堂は腰の高さほどの水害に見舞われ、厨房機材も商品も家具も全てがダメになりました。
しかし、ベースにこの取り組みがあったため、被災初日から近隣の皆様や市役所職員の皆様方にあたたかいご飯(炊き出し)をご提供することができました。